センス(感性)を活かした楽しみの世界です。
 釣り人が、へら鮒と対話するための言語アイテムとしてのへら浮子の存在は、へら鮒釣りのもっとも重要な関係です。まして、自然の素材を使ったハンドメイドのへら浮子であるならばなおさらで、造り手と使い手の感性による調和と、せめぎ合いの無限の楽しみを演出してくれるはずです。へら浮子に対する拘りの意味は、へら鮒釣りそのものにこだわる釣り人のセンスそのものです。
 へら浮子の価値は釣り人が決めるものです。釣り人がどう思いを託し、演出し、対応するかで、無にもなり有にもなるのです。
 私の制作したへら浮子を、魅力的だと感じて、どう思い入れて使って頂けるか試行錯誤する日々です。

感度重視で造るのはもちろんですが、丈夫さや美観との相反する要素をどう折り合いをつけるかが重要なポイントです。へら浮子は消耗品ではありません。どんなに感度を高めようと軽く造ったとしても、ボデーが反ったり変形してしまう様では良いうきとは言えません。
 永く使用に耐えうるうき造りが大事です。それには素材の吟味と手を抜かない加工、とくにボデーの塗りには幾重にも研ぎと塗りを重ねた極く薄い皮膜で堅牢で軽い本体を造ることです。 と、ともに塗りと研ぎを重ねることで、表面が滑らかで綺麗に、かつ摩擦抵抗が小さく仕上がります。シルエット(形)ももちろん塗りの美しさは、デザインと共に趣味人のこだわりでもあるからです。
 へら浮子のバランスについてはとても難しい問題です。主にはうきの立ちのテンポやリズム、ナジミ具合等が言われますが、うきのタイプによってもバランスの解釈が多少違うようにおもわれます。しかし、いろいろなタイプのうきのシルエット(形)を分けてみると、おおよそ見当はつくものです。シルエットの良いうきは、また、トータルバランスに優れているものです。
 ハンドメイドにこだわります。フリーハンドで手間を惜しまないで造るからこそ、こだわりの意味があるへら浮子になるのだと思います。  羽房 ひろし

  高感度
  好バランス  
  丈夫に・・
  端麗に
  オールハンドメイド
へら鮒釣りはイマジネーション(想像)と
 へらうきはトータルバランスこそすべて。

丹精込めて造ります。



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